番外編を挟んで、今回は本編。
影月くん編突入、ということで、ところどころでそれに関わることが出て来ます。
この巻は、本当に「とっかかり」といった感じでしょうか。
秀麗が王都貴陽に出向き、久々の王都組との再会。
・・・と言っても、楸瑛&絳攸(字が出てこない。手書きパレットフル活用。)との絡みは無し。
秀麗のお見合い話で、次回に期待。
今回、みんなから「面差しが変わった」と言われた秀麗ですが、ああだからか、と納得しました。
何がって、絵が。
今回挿絵&表紙が、「なんか変わった・・」と思い、カイリさんの絵柄が変わったのかな?と思ったのですけれども、秀麗が変わったことによって、意図的に変えたのですね。
劉輝も然り。
・・・うーん、前の方がわたしは好きでした~(笑)
あと、玖琅。・・・・い、イメージと違うよぅ(泣)
いやいやカイリさんの絵は綺麗ですが。
秀麗と劉輝はくっつくのか??というところが、一番気になります。
くっつくんだろうな、とは思いますが、どういう形になるのか・・。
のちの歴史で「紅花、双玉を有す」「軍に藍紫あり、文に李紅あり」(静蘭の名字(?)が手書きパレットでも出て来ませんでしたので、あしからず)と謳われるということは、
秀麗は官吏で上り詰めるんだろうなぁと思うのですが、妃には、なるんでしょうか。
ああ気になる~。
絳攸とくっつくことはまず無いでしょうし、くっつくとしたら、劉輝。
静蘭・・・も、無い・・・でしょう、ねぇ。
うーん、また国の制度を変えたりするんでしょうか。
気になるな。
わたしは主人公大好きな人間なので、どんな本やマンガを読んでも、主人公が一番好きです。
物語内で、主人公が無下に扱われているとわたしまで悔しいし、主人公が尊敬されたりなんかするとわたしまで鼻高々(笑)。
なんですが、この彩雲国物語。
毎度毎度思うのが、主人公がよいしょされすぎな感があるなぁ、と・・。
面白いんです、面白いんですが、秀麗はそこまで凄いのか?と首を傾げてしまう。
彼女を取り巻く人々が彼女を褒めまくる。
なんだかどうも「んー?」と鼻白みそうになります。
それ以外は、満足なのですけれど・・・ちょっと残念なところ。
来月のマの新刊も楽しみです。